長期受講者が多いわけ

 
 
 
 
当中国語教室の受講者の傾向
 
 
 
 
 
    [男女別割合]     [級別割合]     [受講年数割合]     [年代別割合] 
 
 
    男性 25%     入門 55%    1年未満 25%   年長以下  2%
 
 
    女性 30%     初級 20%    2年未満 45%   小学生  25%
 
 
    子供 45%     中級 15%    4年未満 20%   中学生  15%
 
               上級 10%    4年以上 10%   15~23歳 20%
 
                                    24~50歳 35%
 
 
        [2020年4月統計]                     51歳以上  3%
 
 
 
 
 
      
 
 
 
 
 
 当中国語教室の受講者の男女比率は、やや女性が多かったのですが、2020年に入り、武漢肺炎コロ
 
ナの世界的な蔓延で、中国が世界から損害を訴えられたり、発生時の初期対応で、明らかな隠蔽に批判が
 
 
集中し、女性の中国語学習熱の冷却に反して、仕事で必ず中国語を必要とする男性が女性を超えました。
 
 
 特筆すべきは、武漢肺炎コロナを征服する一時期、ほとんどの国民が自宅での待機を強いられ、それに
 
伴って”テレラーニング”が盛んになり、香港やシンガポールのインターナショナルスクールに在籍中の
 
お子様のスカイプでの中国語学習が盛んになりました。日本の公立学校に通う児童は、一般教科さえテレ
 
ラーニングは実施されず、将来、コロナ世代と言われる学力低下世代にないことを願います。
 受講者のレッスン級別割合を見ると、子供の受講者が大幅に増加した要因で、イラストによる発音練習
やピンイン学習などの入門級が半数以上を占めています。5年以上の長期在籍者の中級と上級は1/4を
占めています。
 
 年代別では、24~50歳台が35%を占めるなど、政治的に問題を起こし、経済的に苦境に入ってい
 
 
る中国ですが、台湾を含めた東南アジアの国々を介した間接ビジネスが、これからも継続されるであろう
 
 
との予測から、第一線のビジネスマン(ウーマン)が頑張って中国語の勉強をしていることが良くわかり
 
 
ます。これは、中国語の習得が英語と同様に、ビジネスに必須の言語であると広く認識されていると共に
 
 
昇進に関わ重要要件の一つとなっていることが伺えます。
 
 尚、上記のグラフは現状の級別割合を示しています。入学当初の受講者のスキルを表しているものでは
ありません。
 
 
 
 
長期受講者が多い理由
 
 
 
 
 
 当中国語教室のもう一つの大きな特徴は長期にわたって受講する受講者が多いことである。在籍2年以
 
 
上が全体の6割強を占めている。当中国語教室は平成20年12月に初めての受講者をお迎えして実際の
 
 
レッスンをスタートした。その後受講者数は徐々に増加していき、平成21年から22年にかけては一挙
 
 
に受講者が増え、その後も当校の門をくぐる受講者が絶えず、多く受講生は継続してレッスンを受講して
 
 
いる。結果的に中国語スキルの高い受講生割合が多くなっている。
 
 
 更に特筆すべきは、平成25年頃から母と子で当校の老師とマイクに向かう子供たちが徐々にではある
 
 
が増えて来ている。学習を始める年齢は、幼稚園年長から小学1年生がほとんどで、まさに私の研究して
 
 
いる「言語学習の10歳の壁」を打ち破らんとする親御様の行動に賛同する。当校でレッスンをされてい
 
 
るお子様の環境がどのようであるかはこちらをご参考に願います。
 
 
 この子達が小学4~5年になる頃には、中国の子供たちと変わらぬ中国語スキルを身につけていること
 
 
を期待している。
 
 
 
 
 長期受講者が多い理由として次のことが考えられる。
 
 
 
 
 1)中国語の成長が自分で感じられる。
 
 
   英語を含めて言語学習の成果は自分自身ではなかなか感じられないものである。それは成長
 
 
   が階段状にやってくるためで、一つ一つの階段や踊場で停滞を感じ多くの挫折者を生む要因
 
 
   の一つにもなっている。初級や中級の学習者にとって重要な成長要件である「聞く力」をつ
 
 
   ける具体的で理にかなった指導法を取り入れて比較的短時間に会話力がついている。成長を
 
 
   実感することは学習意欲を掻き立て、学習を継続させる最大の要素である。
 
 
 
 
 2)余裕のあるレッスン時間で納得して毎レッスンを終了している。
 
   各老師ともレッスンとレッスンの間は30分の間隔をあけている。従ってすべての受講者で
 
 
   少なくとも5~7分早めにレッスンを開始して、レッスン終了時間が来ても区切りのよい所
 
 
   まで進めたり、質問に答えたり録音をしたりと毎レッスン終了時刻を越えても納得と理解を
 
 
   得て終了している。終了時間が来て「次のレッスンがあるので再见」ではレッスンのまとめ
 
 
   もできず学習の成長を阻害する要因になりかねない。
 
 
 
 
 
 
   申し込みをした時点ですべてのレッスン日時の予約が確定し予定表が送られてくる。多くの
 
   他の受講者との予約取り合いに巻き込まれず、事務局が確実にレッスン日時を段取りしてく
 
 
   れる。また、予約日時の変更を事務局にメールをするだけで代講を準備してもらえ、場合に
 
 
   よっては他の受講者との日時調整がなされ便宜が計られる。さらに、有効期間も113日
 
   長く、出張などで忙しい仕事と中国語の学習を両立させるのに十分な配慮がなされている。
 
   老師のレッスン可能時間数よりも数倍多くの受講生を集め、受講生にレッスンを取り合いさ
 
 
   せ、いつ予約しようとしても予約が取れないシステムではないので落ちついて安心した学習
 
 
   を継続できる。また、メールの返答も、通常1時間以内、遅くても6時間以内の回答を心が
 
 
   けているので、迅速な返答を差し上げていつも事務局の息を感じて頂ける。
 
 
 
 
 4)カウンセラーにお願いできる語法の質問。 
 
 
   中国人の老師では当たりまえのことでも、日本人特有の混乱している(理解できない)語法
 
 
   についてメールでカウンセラーに質問しわかりやすく回答をしてもらえる。 
 
 
 
 
 5)受講者の学習スタイルを重視する姿勢。
 
   受講者それぞれに習得しやすい学習方法がありレッスンの内容も変わってくる。受講者すべ
 
 
   てに一律的なレッスンをするのではなく個々受講者の学習スタイルを重視する姿勢をとって
 
 
   いる。必要に応じて申し入れればレッスン内容や方法を即変更ができる。
 
 
 
 
 6)毎レッスン終了後にメールで送られてくるレッスン進捗表。
 
   レッスン内容や修正点、成長点などの要点が記入されたレッスン進捗表がレッスン終了後に
 
 
   メールの添付ファイルで送られてくる。レッスン進捗表にはレッスンの予定日と開始時刻が
 
 
   すべて記入してありこれ一枚で受講者自身がレッスンを管理できる。またレッスン進捗表は
 
 
   過去すべてのレッスン履歴が記録されており見るたびに自分の成長が確認でき受講者を励ま
 
 
   し学習意欲を掻き立てる。
 
 
 
 
 
 以上のように受講者自身が自分の成長を感じられていることと、受講者の目線に立ったサポートの下で
 
 
レッスンが行われていることなどが長期受講の要因として考えられる。受講者の目線に立つとは、中国人
 
 
老師にまかせっきりにしないで毎レッスン日本人カウンセラーが受講者に細かいお世話をしていることで
 
ある。
 また、学習サポート以外にも現受講者への顧客サービスが充実している。とかく新規受講者獲得のため
 
に過度なサービスをし現受講者へのサービスを怠りがちだが、この点でも全受講者を対象としてレッスン
 
 
と習得を配慮したサービスポイント制度を持っていることは嬉しい。
 
 
 受講者が得る最大の満足は中国語の習得であり日々の成長である。決して安易で姑息な手段などで顧客
 
 
に接してはならないことを心しなければならない。                (岡 裕二)
 
 
 
 
 
 
 
 
 




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